


ミシン・キルトの基本
近年、ミシンでパッチワークキルトを作る人が増えています。 ミシンで作ったキルトは、ミシン・キルトと呼ばれています。
ミシン・キルトは手縫いで縫うところをミシンに変えたものではありません。ミシンの特製を生かした、速くて自由な、独特の テクニックが魅力です。
このサイトでは、手縫いとは違った、ミシン・キルトならではのテクニックをご紹介します。
ミシンキルトの独特のテクニック
ミシンキルトの道具
ミシンキルトでは、ミシンで縫うことに加えて、布を切るのもはさみではなく、ロータリーカッターでまとめて何枚も一気にカットしたり、しつけの代わりに安全ピンを使ったり、キルティングの際には特別な押え金を使うなど、手縫いとは違った道具を使います。
ここでは、そのような、ミシンキルト独特の便利な道具を紹介します。
ミシン・ピーシング
ミシンピーシングは、手縫いをする代わりにミシンで縫うだけだと思われがちですが、実はまったく違います。
布の裁断も独特ですし、ミシンで縫ったものは切っても大丈夫なので、縫い合わせたものをカットして、再構成して縫い合わせるテクニックもあります。
手縫いとは違う、ミシンの特製を活かしたミシンピーシングのテクニックをご紹介します。
ミシン・アップリケ
ミシンアップリケでは、両面接着芯で固定したアップリケのモチーフの周囲を、飾りステッチで縫うのが一般的。
どんな色の糸を使うか、どんなステッチを使うかで、出来上がりの印象が違ってきます。
ミシンアップリケは、手縫いのアップリケのよりも自由に縫うことができるので、オリジナリティあふれた独創的なデザインが作りやすく、アートキルトにも使われます。
ミシン・キルティング
ミシンキルティングは、手縫いのキルティングとは、やり方も仕上がりの風合いも全く違います。
ミシンキルティングのときのしつけはどうするのか、針や糸のこと、キルティングのときに使う押え金やミシンのセッティング、ミシンキルティングの種類など、ミシンキルティングの基本について説明しています。
ミシン・キルティングで作品作り
ミシン・キルティングのテクニックで、実際に作品を作ってみましょう。
フリーモーション・キルティングやスティップリングを組み合わせて、
「カメのタペストリー」を作ります。
細かい手順や、ポイント、注意点などもわかります。
指導:嶺井壽美子
ミシンキルトの本
ミシン・キルトの作り方、テクニックなどを説明している本をご紹介します。
本にそって独習するもよし、実際に作りながら、わからないことが出てきたときに参考にするのもいいと思います。
このサイトでは、ごく基本的なことを取り上げましたが、ミシンキルトには、さまざまなテクニックがあります。基本になれたら、いろいろなテクニックに挑戦して、独自の作品作りに活かすといいですね。
ここで紹介している中には、英語の本もありますが、作り方の本は写真を見れば大体のことはわかります。ミシンキルトの最新情報を知るには、英語の本は欠かせません。