ミシンキルトの道具
ミシン・キルトに使うミシン
ミシン・キルトに欠かせないのがミシンです。キルター用のミシンも売られていますが、家庭用の普通のミシンでも十分作れるので、まずはご自分のミシンではじめてください。わたしはこの写真の20年以上前のミシンを愛用しています。
できれば、直線がきれいに縫えるミシン、押え金が取り替えられるミシン、送り歯を下げられる(または隠せる)ミシンがお勧めです。
★キルト用のミシンを買おうと思っている方は、手持ちのミシンで、ミシンキルトのテクニックをいろいろ試してから買う方が失敗が少なくなります。
カッティングの道具
ミシンキルトでは、はさみでピースをカットするのではなく、ロータリーカッターで効率的に布をカットします。そのためには、ロータリーカッターとカッティングマット、カット用の定規が必要です。カット用の定規は、カッターを使ったときに定規が傷つかない上に、印をつけずにカットできるように、さまざまな角度や平行の線が入っています。
ミシンキルト用押え金
ミシンでピーシングするだけなら普通の押え金でもいいのですが、キルティングをするときには、特殊な押え金が必要になります。押え金を買うときは、自分が持っているミシンにつくかどうかを確認してから買ってくださいね。
左から、ピーシング用フット(普通の押え金)、直線のキルティング用ウォーキングフット、右の2つは刺しゅうやフリーモーションキルティング用のダーニングフットです。形や素材は、メーカーによって異なります。
ミシン用の糸
ミシンと手縫いでは、糸をよる方向が逆なので、ミシン用の糸を使いましょう。
刺しゅうや装飾ステッチをするときには、ミシン刺しゅう糸を使ってください。
左から、縫い糸、アップリケやキルティングに使う透明糸(クリアとスモーク)
ミシン針
ミシンの針は、布地の厚さや素材によって、最適なものを選びましょう。
針先の形状も、鋭いものから丸いものまでいろいろあります。使いやすいもので構いませんが、買う時には、自分のミシンで使えるかどうかを確認してみてください。
ミシンキルトの道具・材料
ミシンで作るキルトは手縫いで縫うところをミシンに変えたものではありません。ミシンの特製を生かした独特のテクニックが魅力です。
ミシンキルトでは、ロータリーカッターで布をカットしたり、キルティングの際に特別な押え金を使ったり、と道具も手縫いとは違います。